【転職サポート事例】生活保護になりそうな方を正社員介護職へ

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弊社キャリアコーディネーターの渡辺達也が担当させていただいた、ある求職者様の事例をご紹介します。渡辺のあきらめずに真摯に向き合った行動が、生活保護の受給を考えていた求職者様の選択に大きな影響を与えました。

その方は転職支援サービス「B&Cキャリアパーク」にご登録いただき、正社員の介護職を希望されていらっしゃいました。それから面接を経て、無事にご希望に合った施設への内定・入社が決まりました。

あと数日で入社契約というある日、渡辺宛に求職者様から電話が。

「やっぱり、入社を辞退したいです。」

理由はご自身の経済面での不安があり、生活保護を受けるためでした。現在の貯金残高が厳しく、最初の給料日までの生活費の工面が難しい。そこで近隣の相談窓口へ行ったところ、入社をとりやめて生活保護を受けることを勧められ、やむなく辞退を決められたとのことでした。

電話を受け、無念な気持ちになる渡辺。

 

ーせっかくの入社から一転、生活保護を受けることにされたのですね。

非常に残念でしたが、生活ができないという事情であれば仕方がないかと。けれど冷静に考えてみると、あきらめるべきではないと思いました。

ーなぜそう思われたのですか?

生活保護制度は、就業可能な状態の人に対しては自立を促すもの。求職者様はすでに就業先が決まっているのですから、本当に入社の辞退以外の方法はないのか?と疑問に感じたからです。

蜷咲ァー譛ェ險ュ螳・7009-min求職者様に詳細な状況をお伺いした上で、上長や周りのメンバーにも相談しました。そして、求職者様に福祉事務所へ行き、事情を話して働きながら給料日まで生活ができる方法はないか相談するようご提案しました。

ー求職者様は、どうなりましたか?

実際に翌日相談に行かれ、入社日までの食事と宿泊所の手配をしてもらえることになりました。求職者様は入社先で社員寮に入寮されるのですが、入寮までの生活費が浮いたことによって給料日まで問題なく生活できることになりました!

ー本当に良かったですね!

無事に入社ができること、非常に喜んでいらっしゃいました。その後求職者様からご連絡いただいて、施設や寮の様子を嬉しそうにお話されていました。蜷咲ァー譛ェ險ュ螳・6977-min

「正社員の介護職」として働くか、「生活保護の受給者」になるか。あきらめていれば、本来なら介護職として多くの高齢者を支えるはずの方が職を失い、支援を受ける立場へと変わっていたかもしれません。求職者様が本当に納得できる選択の手助けができ、キャリアコーディネーターとしてよいご支援ができた事例でした。

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